令和6年度、茂原商工会議所青年部の会長職を仰せつかることになりました小幡佳央里です。どうぞよろしくお願い致します。
ここ数年、社会生活に大きな影響を及ぼしてきた新型コロナウィルス感染症も、昨年5月から第5類へ移行し、マスク着用、行動制限等の規制も緩和され、徐々にコロナ禍前の日常が戻りつつあります。
さて、茂原商工会議所青年部は今年度で43年目を迎えました。これもひとえに親会と地域の皆様のご理解、諸先輩方の取り組んでこられた活動があったからこそ、この歴史が続いているのであり、私たちもその想いを未来へ繋いでいくために、会員一同力を合わせ、前に進んでまいりたいと思います。
私は平成27年に青年部に入会し、8年が経ちました。入会はしたものの、3年目まではあまり行事に参加しない、幽霊部員でした。ですがある時、家族例会というものがあることを知り、子供と参加できる事業であればと出席しました。その際、私が青年部活動に参加していく大きなきっかけをくれた一人の女性会員に出会う事ができました。
事業があるたび、その方からの熱心なお誘いで徐々に青年部活動に参加するようになり、色々な方との繋がりや青年部の意味を知る事ができ、いつの間にか青年部活動が楽しいと思えるようになりました。また、その女性会員が委員長を務めた時には、その委員会の副委員長を務めさせていただきました。それからは千葉県連の方にも出向させていただき、更に様々な人と出会い、色々な意見や考え方を知り多くの学びをもらい多くの仲間ができました。この貴重な経験も青年部に入らなければ得られなかったものだと思っております。
商工会議所青年部は交流と研鑽と地域貢献する場です。青年部に入会した理由は人それぞれ違うと思いますが、私は交流と研鑽に力を入れていきます。具体的には、活動に参加していない会員の方々に、青年部で多くの仲間を作ってもらうために会員同士のコミュニケーションを図る例会を行います。私が活動をするきっかけをくれた女性会員のようにメンバー一人ひとりへの声掛け、参加率向上に務めます。人が人を呼びまたその人が人を呼ぶ、この連鎖で青年部組織が強くなります。指針の一つに『地域を支える青年経済人として先導者たる気概で研鑽に努めよう』とあります。自企業の発展、自己研鑽に繋がる例会を行います。
そのことにより、青年部組織の結束（つながり）が強くなるとともに、青年部のより良い活動の展開につながり、ひいては、この茂原地域が良くなることにつながるのではないかと思います。
このように、これまでに出会った仲間、また、これから出会う仲間と共に学び、共に成長し、茂原地域の未来のために、全員で肩を組み、横一線で前に進むため、「ONE TEAM～共に創る～」をスローガンに掲げ、活動を展開してまいりたいと思います。
私自身まだまだ至らない点が多々あるかと思いますが、一年間宜しくお願い致します。茂原商工会議所青年部を共に創りましょう。
